艶歌に酔う日々

艶歌が良い、日韓仲良く!

韓国の元外交官が語る世界が見習うべき日本史

 人間は、未来を描きながら生きる存在か!過去を振り替えながら生きる存在か!
なぜか、残念なことに、個人的には前者より後者に当て嵌まるような気がする。
一時期、時代劇を好んで見たことがあった。それは、江戸時代の人たちはどんな衣装を着てたか、どんなものを使って生活したのか、一般庶民たちはどんな生活をし、支配層との関係はどうだったか。
しかし、常にワイフから時代劇はお義父さん世代が見る番組だよと言われ見なくなったけど、、、
そのくらい、歴史は面白いしいろんなことを教えてくれると思っている。
そんな意味で、歴史関連本について一言述べさせて頂きたいです。


 個人的には、理科系の内容は非常に理解しがたい難しい分野である。脳の構造がそうなっているみたい。物理や算数の試験は常にカツオ君の点数と等しかった。
それが、来日してから何年が経ち、物理の基礎くらいは知っておかねばと必要性を感じ、物理本を買って読んだことがあった。読んでみるだけで非常に面白かったし分かり易かった。その後復習でもう一回読んだけど、その時思ったのが、なぜ学生時代はそんなに難しくて理解できなかったのが今は理解できるんだ!。勿論、その間色んなことを拾って聞いた知識があった面もあるけど、それだけでは説明できない。


 また、天気関連ニュースも同じことである。韓国の時は、天気ニュースに関して、晴れ雨曇り温度しか知らなかったけど、日本の天気ニュースは、なぜ晴れかなぜ雨かなぜ曇りか、なぜエルニーニョ現象が起きるのか!分かり易い説明に天気ニュースが面白く感じるようになった。


 それで、なぜ、韓国と日本は理解をするのにこんな差があるんだろうかと不思議に思ったことがあった。
それが、去年、韓国にて出版された”学校では教えてくれない日本史”という本を買って読んでみたけど、その時多少分かるようになった。そこには、石田梅岩の話が出ていて、石田梅岩は、文字を知らない一般庶民や商人たちの為に、分かり易く説明したとの内容があった。なるほどと思った。そんな歴史があるから、テレビやラジオの放送でも分かり易く説明しようとする傾向があるんだと思った。(時にはやりすぎも感じるけど)


 日常生活のときにかかわりがある道路、国道1号線、近くに知立や岡崎市に国道1号線があるので、聞いた話としては江戸時代に作られた道だと聞いたけど、本によると、江戸時代に大名たちが江戸に参勤交代をするために作った道で、道そのものだけじゃなくその道を作るに当たって、動員された人や使われた賃金とそれがもたらした経済効果についての解説は非常に参考になった。
そこには、朝鮮と比べようがない日本の歴史があった。
本の最後に綴られている、日本の不平等条約の一つであった”領事裁判権”は自らの努力によって回復したと、これは私を痺れさせた。それに比べて、韓国では何一つ自らの努力で成し遂げたことがあるのか?
あれば、教えてほしいくらいだ。😅