以前3年位前だったと記憶しているけど、産経新聞の前韓国支局長だった黒田勝弘さんの記事が韓国で大騒ぎになって、そのきっかけで彼の記事を読んだことが有った。その以降、産経新聞の記事を参考にするようになり、辛口なので違和感を抑えながら読んでいた。
しかし、ある日あんまりにも幼稚な記事でうんざりした。
こんなレベルの低い記事を書いてよくも食っていく連中がいるなんて。
そして昨日読んだ夕刊フジの記事は（http://www.zakzak.co.jp/…/…/20161217/frn1612171530002-n1.htm)我慢の限界を超えた。
それで、韓国で以前放送していた”PD手帳”という番組(https://www.youtube.com/watch?v=oOV-WmFz2Ls)をYOU TUBEにてみて日本の保守系全体のイメージが浮かび上がってきた。
そのイメージを分かりやすく言うと、ドラえもんのジャイアンとツネオを合体したような形でやり方は幼稚としても無視できない存在、、、
韓国と同様日本の保守系も自分たちの権益を守る為にあの手この手を使ってなんでもやる、そういう気質を持っているように見えた。
でもその使い手は関心を持ってみればあまりにも幼稚しすぎる。
安上がりのものを高級に見せかけ高く売るように、外国人で自分たちの意見に同調さえすればその人のレベルはどうであれ外形を飾って利用する。

では、保守系が売り文句にしている”反日””反日”という反日の正体は一体何であろう！
勉強もできずまともに学んだことのない一人個人の意見なので只ご参考になって、韓国から来た専門家だから、、、って利用されないよう願うばかりである。
私個人的には立派な”反日感情”を持っている人間である。
しかし、私はわが祖国韓国だけじゃなく日本も大好きである。
反日という感情は歴史教育を通じて、或いは社会生活を通じて生まれて来た感情だからどうしょうもできないことである。
反日感情を抱きながらカシオ電卓機を使って製図を学んだ。
反日感情を抱きながら日本語塾を長年通っていた。
反日感情を抱きながら日本と取引し、もっと仕事を取りたかった。
反日感情を抱きながらマスコミで日本の暴言が伝わってくと、”日本消え！””日本死ね！”と思ったものの叫んではなかった（これって穏健派？）
その時は、反日感情を抱きながら日本からもっと仕事を取りたい！、、、なんて、こういう感情を私は二重性格だと思っていた。
そんな反日感情の塊である私が今は、
日本の山を見て、本当に美しくて素晴らしいし緑溢れ新鮮な空気、秋の紅葉は最高であると感じている。
川だって綺麗な水が流れていてそこで取れた鮎の塩焼きは大好きである。
着物姿で歌う艶歌を見ると堪らない。
伍代夏子さんが歌う俺に惚れたは、本当に私に惚れたかと勘違いして、、、
私をどうかしてくれ、、、という感じ。
仕事だって責任感を持ってやりこしている。
仕事仲間たちと何の問題もなく仕事を進めている。
取引先の工場にて、自分が作った設備で製品が次々と作り出しているのを見てやりがいを感じている。
税金だって、高額納入者には負けるが給料を見る前に天引きされ、強制であるが着実・誠実に納めている。
忙しい時は残業制限も超えながら仕事に励んでいる。
このくらいになったら、立派な反日感情を持っているけど何が問題になるわけと聞きたい！

そもそも反日感情はどうやって生まれたわけ、そして感じちゃいけないの？
今は多少変わっていると思うけど、歴史教科書のちょうど真ん中位に日本でいうと文禄・慶長の役が出てくる。当時朝鮮では日本が攻めてくるか否かに国論が分かれていた。結局攻めてこないだろうと結論つけ準備をしなかったと言う。そこで豊臣秀吉軍が攻めてきたんだからあっという間に首都が陥落され当時の朝鮮王は北へ北へ逃げていたと。その間朝鮮軍の多くは殺されていた。慶長の役の時は平和交渉で時間を稼いだ豊臣秀吉軍が再び侵略してきたときは朝鮮軍だけじゃなく一般民たちも相当な被害を受けていた。しかし海では李舜臣という将軍が率いる海軍によって豊臣秀吉軍が沢山海に水葬されてた。
ここで、朝鮮の人たち（軍隊も含めて）が無残に殺されていたことを想像すると自然に悔しさ、憤り、無力感という感情が生じてくる。逆に、日本から見ると日本軍が海に水葬されているのを聞くと同じ感情が生まれてくると思う。人間だから感じちゃいけないことでもなく、もし何も感じなければそれは人間ではなくただの動物であろう。さらに進んでいくと後半に日韓合併によって国を失ってしまう最悪の事態を招き農民たちは土地改革により田んぼや土地を失い、生活に困り北の方の人たちは中国へ、南の人たちは日本へ仕事場を求めて流れていたと学んだ。戦時中の時は無理に動員され（まずは行きたがる人はいないはず）戻ってこなかった人も多かったと、生活も苦しかったと、さらに独立運動をした人たちは捕まえて処刑されたと学ぶことになると、、、怒りは増していく。
社会的にはそんな歴史をもとにドラマや映画が作られ画面を目にすると生々しい光景が日本をどうかしたいという気持ちが沸いてくるのは当然のこと。
こんな気持ちをまとめて”反日感情”だと表現するでしょう。反日感情を助長するために歴史教育をするんだと考えればそれも一つの意見であると思うけど、そんな歴史を繰り返さないためにも歴史を教える・学ぶ必要があると思う。
そんな観点からみると、日本も同じことだと思う。
戦時中、日本軍が無数に犠牲になっていくのを聞いて何の感情も芽生えてこないだろうか。風のファイターという映画を見たことが有るけど、そこで占領下での米軍による日本人女性たちが性的暴行を受ける場面が出てくる。それを日本人が見たら当然反米感情が沸いてくると思う。

人間である以上、色んな感情を抱くのは当たり前だと思う。
そんな感情を現わすのもどうしょうもない人間の行為だと思う
そうじゃなければ本当にそれは人間じゃなく只の動物に過ぎない。
日本の保守団体が反日だ反日だというけど、そんな反日感情を持っちゃいけないと言いたいのか？現わしちゃいけないと言いたいのか？
韓国人ならすべてと言っても過言ではないほど反日感情を持っていると思う。
私個人的にはそれ自体が悪いのではなく、そういう感情の表し方が下手というか利用されているのが問題だと思う。
韓国の誰が反日感情を利用しようとするんだろうか。

韓国の社会は、日本から解放されいまに至るまで日帝時代に富を蓄積し指導者レベルにいた人たちが韓国社会をリードしてきた。
そんな中で彼らはその地位を失われたくないので色んな不正を起こしてきた。
韓国国民はどうしてもそんな連中たちを親日派として分類し追い出して、新しい国の規律を立てたがる。しかし彼らの強い抵抗で何回も失敗に終わっている。
韓国で親日派として分類している層が既得権者であり保守系である。
保守系は逃げ口としてよく使うのが国民に”反日感情”を煽っ矛先を日本に向けるようにする。
韓国の保守系は今の野党に対して従北従北だと言い、まるで野党が政権を担うことになると北朝鮮に吸収され日本が北朝鮮と直接国境を接することになり、日本の国民に恐怖心を植え付けているようだ。
今回それを日本の保守系も韓国の反日反日言いながらも利用してるのを知ったことである。

10年前、韓国の今の野党が10年間政権を担った時期があったし、北朝鮮に吸収されなかったことを証明している。また、日本の文化を開放し日本で韓国のブームが巻き起こし個人的には凄く誇り高く思っていた。
むしろ保守系は従北言いながら以前、選挙時に何回も北朝鮮に対して銃を撃ってくれと要請し国民に危機感を植え付けて選挙に勝ったことが有った。それが後にバレたのである。
本当に卑怯な集団である。

一般の国民も反日感情を抱いているものの、場合によって反日感情を表わしたり場合によっては仲良くしておこうという感情を持ったりする。
日本人と友たちになろうという人も沢山おるし、日本語を勉強する人も沢山おる。なので国民が悪いのではなくそれを利用しようとする側が悪いのである。
そういう意味では日本の保守系もそれを利用してるんだから言うまでもなく悪いと思う。
それと日本の保守系が利用してる韓国人を調べてみるとそのレベルが分かってくるので日本の為にも時間を惜しまないことだと思う。

歴史は、それぞれの国の先祖たちが残した産物だから後孫としてはどうしょうも出来ないことで、お互いに悪を言おうとすればきりがない。お互いに難しい感情を極服し未来志向的でないといけないと今回一連の日本保守系の報道を通じて感じた。